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CCSなどの二次創作(よろず)と一次創作ブログです。後、リンクは一次創作サイト様又は同人サイト様のみ、リンクフリーです。
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<怜子の素晴らしき幽霊生活>の第2夜を更新します。その前に、登場人物紹介です。因みに、第1夜はこちらです。*オリキャラを含む二次創作小説です。オリキャラが苦手という方は閲覧は御遠慮下さい。後、腐女子向けです。そういうのを気にしない方のみ、下記の本文をご覧下さい。(注意書きに書き忘れが有ったので、書かせて頂きました。:2013/10/23)

<登場人物紹介>

(第1夜より登場)

李 小狼・・・本編の主人公。依頼主の山崎により、無理矢理、依頼を受ける事になった。
 
雨寺 輝・・・小狼の作戦により利用されるが、・・・。

白峰 椿・・・輝のお調子者の先輩の女子生徒で副会長である。

平田 玲子・・・四葉学院中等部の美少女幽霊。

木之本桜・・・小狼と山崎の会話のみに登場。

大道寺知世・・・同上。

(第1夜ゲスト)

山崎 貴史・・・小狼のお調子者の親友。

浅瀬 港・・・輝の後輩の男子生徒。

二条彩夏・・・椿の同級生の女子生徒で幽霊が苦手である。

(第2夜より登場)

木之本桜・・・知世に無理矢理連れて来られた。可哀想な女の子。
 
大道寺知世・・・嫌がる桜を無理矢理連れだした張本人。またもや、何か、企んでいるらしい。

(第2夜ゲスト)

美琴・・・輝の相棒ならぬ、愛猫。妖怪なのに、幽霊が苦手。

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<怜子の素晴らしき幽霊生活~第2夜 こんな作戦、上手くいくはずがない~>


 小狼は輝の家にやって来て、とんでもない作戦を実行しているらしい。

輝「こ、こんなの絶対に、嫌だからな!コラッ!おれに、何の恨みが有るんだよ?あの、李君?」

小狼「別に、雨寺、お前には俺は恨みは無い。ただ、利用するだけだ!」

 どうも、僕は李君に嫌がらせをされている様な気がするのである。

輝「意味が判らない!解りやすく、教えてくれないだろうか?」

(どうして、こうなった?)

小狼「先程、お前は言ったよな!とんでもない悪戯をすると、怜子さんが出て来るって!」

輝「あ、ああ、確かに、言ったよ!僕はこんな作戦、上手くいくはずがないと思うよ!それより、痛いんだけど、もっと優しく、結えないのか?」

小狼「もう少しだから、我慢しろ!はい、終わり!お疲れ様!」

輝「無理矢理、一本の三つ編みにするなよ!こんなの絶対に嫌だ!直せよ?ちょっと、聞いてるのか?」

(この人は絶対にからかってるよ!僕は怒ってるのに!)

小狼(さくらの髪が伸びたら、試してみようかなぁ!一度、雨寺で試して良かった!)

 小狼は嬉しそうに微笑む。

小狼「我ながら、良い出来だな!椿さんに見せたいぐらいだ!制服ぐらいは自分で着れるよな?出来ないなら、俺が手伝おうか?」

(たまに、こういう事するのは悪くないな!)

 小狼は輝に意地悪をする。

輝「こ、/////こんなふざけた事をまた、したら、もう、会うの止めるからな!」

(この人、自分でやるのが、嫌なんだな!)

小狼「ごめん、悪かった!これはな、今回だけだから、我慢してくれよ!俺は大道寺みたいに何度もやったりしない!本当だ!でも、結構似合ってるぞ!雨寺!本当の女子生徒みたいだ!」

 小狼は微笑ながら、女子生徒の制服を着た輝を見て言った。

輝「ぜ、全然、う、嬉しくない!」

 輝は悲しそうに答えた。

小狼「ごめん!何か、面白く笑いが止まらない!」

輝「わ、笑うなよ!どうして、自分はやらないんだ?」

小狼「良いから、もう行くぞ!雨寺!」

輝「はい、解りましたよ!」

(何だ、この人?おもいっきり、誤魔化したな!)

 輝は呆れ顔で答えた。

輝「美琴、お前も笑いなよ!」

美琴「あきりゃ、すっごく可愛いよ!」

 美琴と呼ばれた化け猫は縁側で笑っていた。

輝「ふ~ん、そうか!お前も学校に行きたいのか?」

美琴「みことは夜の学校は幽霊が出るから行かにゃいのです!だって、こわいもん!」

輝「お前は妖怪なのに、臆病だなぁ!」

美琴「別に、みことは臆病でも良いのです!みことは女の子だから許されるんだから!」

 美琴はもっともらしい言い訳をした。

美琴「寒い日は家で寝ているのが一番です!」

小狼「お前は呆れた奴だな!」

美琴「煩い!小狼は黙れなのです!」

小狼「本当に情けないとお前は思わないのか?」

美琴「こんな寒い日に出たら、お肌が荒れるです!それでも、行けと言うの?」

輝「コイツに何を言っても、無駄だ!」

小狼「そうだな!放っておこう!」

 小狼は輝の言った意見に同意する。

輝「美琴!蜜柑ばっかり食べてたら、お腹壊すぞ!しかも、それは僕のじゃないか!勝手に、食べて!誰が片づけると思ってるんだ?」

美琴「チッ、見つかったか!判りましたよ!美琴が片づければ良いんでしょ?」

輝「何だ!ちゃんと、判ってるんだな!でも、口だけだったら許さないからな!」

美琴「は~い!」

輝(返事だけは良いんだけどな!)

 小狼と輝は家を出て行ったのだ。


~知世、幽霊に襲われる!~


 一方、その頃、輝が通う四葉学院中等部では、桜と知世が居たのだ。

桜「怖いよぉ~、知世ちゃん!もう帰ろうよ!」

知世(あっ、そういえば、ケロちゃんに知らせるをすっかり忘れてましたわ!私ったら、何て事!ああああぁ~、こんな失態は初めてですわ!)

「いやですわ、さくらちゃん!まだ、始まったばかりではありませんの!これはさくらちゃんの幽霊嫌いを克服するチャンスですのよ!もし、克服する事が出来たら、李君なんて必要なくなりますわよ!さくらちゃん!」

桜「知世ちゃん、そんな根拠のない事を言わないでよぉ~!ほえええぇ~、こんなとこ居たくないよぉ~!知世ちゃんの馬鹿ぁ~!」

(知世ちゃんは小狼君の事、嫌いなの?)

知世「さくらちゃん、ごめんなさい!私、調子に乗り過ぎましたわ!」

(少し、反省せねば!)

 風が無いのに、突然、知世のスカートが捲(めく)れ上がったのだ。

知世「きゃあ、い、行き成りなんですの?」

桜「知世ちゃん、どうしたの?」

知世「誰かが私のスカートを捲りますの!もしかして、さくらちゃんが?まぁ!さくらちゃんったら、何て、大胆なんですの!さくらちゃんがこんな悪戯をする悪い子だったとは知りませんでしたわ!」

桜「私、そんな事してないよ!」

知世「あら、そうですの!じゃあ、誰が私にこんな小学生レベルの悪戯をなさったんですの?まさか、さくらちゃんの苦手な幽霊さんの仕業でしょうか?」

桜「そ、そうかも!こ、今度は私かなぁ?勝手に、学校に忍び込んだから!しゃ、しゃ、小狼く、ん~!ごめんなさい!さくらが悪かったよ!うわわ~ん!」

知世「大丈夫ですわ!さくらちゃんには私がついてますから、落ち着いて下さい!」

(これはさくらちゃんを勝手に連れ出した私の責任ですわね!後で、李君に怒られますわ!私が命に代えても、必ずや、さくらちゃんをお守りせねばなりませんわね!)

 知世は心に誓ったのだ。しかし、魔力の無い知世には守れるはずが無いのである。

椿(ああ、さくらちゃん、無事で良かったですわ!しかし、あの馬鹿女はさくらちゃんにのこのこと付いて来て、何を企んでらっしゃるのでしょうか?)

 椿は今の事を一部始終を隠れて、見ていたのだ。

 椿の服装は男装で、四葉学院の男子用の制服に長い茶色い髪をポニーテルに結っていたのだ。だが、しかし、この制服はどこで、手に入れたのかは全く不明である。

小狼「まだ、怒ってるのか?」

 小狼は学校の廊下を歩きながら、輝に尋ねた。

輝「・・・アンタ、最低だな!本当に悪いとおもっ、・・・ん!?あれは!」

 輝は何かに、気付いた様だ。

小狼「お、おい、どうかしたのか?雨寺!」

 小狼は不安になって、輝に尋ねた。

輝「って、どうして?皆、居るんだよ?椿さんも!」

小狼「さくらはともかく、コイツらは何しに来たんだよ?大道寺の奴~、さくらを勝手に、連れ出して、どういうつもりなんだ!後で覚えてろよ!」

 小狼は知世を後で、しめるつもりらしい。


~合流~


知世「あらぁ~、李君、こんばんは!あら、偶然ですわね!李君は何の御用でこちらに居らしたのでしょうか?」

 知世は小狼に気付き、何も無かったかの様に言った。

小狼「おい、大道寺!とぼけてる場合か!そんな事はどうだって良いだろ!俺はお前に怒ってるんだぞ!」

知世「もう、李君!そんなに大きな声で怒鳴らなくても、私は聞こえてますわ!」

 知世を自身の両耳を押さえながら、小狼に言った。
 
輝(何か、長くなりそうだなぁ!)

知世「あの、李君?こちらの方は何方ですか?」

 知世は背の低い黒髪で三つ編みを後ろに一つに結わえた四葉学院の女子生徒の方を見て、小狼に聞いた。
 
小狼「そんな事、どうだって良いだろ!本当にお前は・・・」

知世「ま、まさか、李君!さくらちゃんが知らない所で、う、浮気をなさっていましたの?まぁ、なんて、酷い人なんですの!私は失望しましたわ!」

小狼「大道寺、お前は馬鹿か?そんなわけないだろ!コイツはえっと、・・・雨寺だ!」

知世「な、何ですって!?貴方はそんな嘘が私に通じるとはお思いですの!嘘ですわよね?李君!」

小狼「嘘じゃない!」

知世「まぁ、何て事!凄く地味ですわね!私だったら、雨寺君をもっと可愛くして差し上げるのに、李君のセンスの無さは聞いて呆れますわね!本当に!」

小狼「大道寺!いちいち、そんな事で、ケチ付けるんじゃない!じ、時間が無かったんだよ!」

 知世はジト目で見つめていた。

知世「それはただの言い訳では?どうせ、三つ編みで手間取っていたんでしょう?図星なのでしょう?貴方らしい言い訳ですわね!」

小狼「・・・そんな事より、さくらのこの格好は何なんだ?」

知世「本日のコスチュームは神社の巫女さんですのよ!おほほほ!」

小狼「はぁ、お前って、よっぽど暇なんだな!」

桜「ねえ、知世ちゃん、さっきから思ってたんだけど、袴の裾が短くて、寒いんだけど?」

知世「袴の桜の模様は私の拘(こだわ)りなんですのよ!」

小狼(あ~あ、コイツは全く聞く気ないな!)

輝「呆れた!」

椿「この髪型、手が込んでますわね!」

 椿は輝の三つ編みに障りながら言った。

輝「うわぁっ!?ちょっ、ちょっと、何してるんですか?椿さん!」

椿「先程から聞こうと思ったのですが、どうして、てるはそんな格好をしていますの?」

輝「あっ、こ、/////こ、/////これはその、李君が考えた作戦でして、これで、怜子さんを誘き出せるかもと李君が言ってたんですよ!あっ、でも、結局、本人は姿を現さないし、失敗じゃないのか?これは!」

椿「そうですわね!でも、可愛いですわぁ~!」

輝「ぎゃああぁ~!?だ、抱き付くなぁ~!」

 椿は嬉しいそうに、輝に抱き付いた。

怜子(ウフフフッ、皆、楽しそうね!私も混ぜて貰おうかなぁ?後、スカート捲りなんて、時代遅れだったかしら?でも、あの子の焦った姿のリアクション、すっごく良かった!ああ、楽しかった!次は誰を脅かそうかなぁ?)

 怜子は隠れて、面白そうに笑っていたのだ。

椿「私、皆さんがお腹空いてらっしゃると思いまして、サンドイッチを作って来ましたの!皆さん如何ですか?」

輝「先程、食べたから結構です!」

(行き成り、唐突だなぁ!この人!)

小狼「俺も、今、結構です!」

(う、うわぁっ!?何か、入ってそうで怖い!)

椿「そ、そうですか!」

知世「さくらちゃん、この人の持って来た物は食べるは止めにした方が良いと思いますわ!」

桜「知世ちゃん、そんな事、言ったら失礼だよ!」

(何か、皆、様子が可笑しいけど、どうしたんだろう?)

知世「でも、さくらちゃん・・・」

桜「知世ちゃん、大丈夫だよ!椿さん、私、お1つ貰っても良いですか?」

椿「さくらちゃん!はい、どうぞ!」

 椿は桜にハムカツサンドを渡そうとする。

小狼「ちょっと、待った?さくら!」

 小狼が突然、桜を制止する。

桜「あれぇ?小狼君、食べないんじゃなかったの?何で止めるの?」

小狼「いや、その、この人が大道寺の様な変な事考えてるかもしれないと思ってな!だから、・・・コラッ、さくら!話を聞け!」

桜「別に、普通のサンドイッチだったよ!小狼君ったら、変なの!」

小狼「そ、そうか!良かった!」

(先程、妙な気配を感じた様な気がするな?気のせいか!)

輝「っ!?」

(ん!?ちょっと、これは?マスタードが多いぞ!か、辛いぃ~!)

知世「どうかなさいましたの?雨寺君!」
 
(だったら、食べなければ良いのではありませんの?)

輝「い、いや、何も?目の覚めそうな味だなぁって思っただけだよ!」

小狼(ああ、なるほど、そういう事か!)

 小狼は何かに気付いたらしい。

知世「あら?李君!なるほどとはどういう意味か、説明して下さいな?」

(李君は例の幽霊さんの気配を感じたんでしょうか?)

 知世は小狼の独り言を聞いていたのだ。

小狼「なっ、何だ!?き、聞こえたのか!実はな、このサンドイッチには味のムラが有るみたいなんだ!それで偶然、さくらが取ったのが大丈夫だったんだ!」

知世「流石、李君ですわと、私が言うとでも思っていたのですか?私が聞きたいのはそういう事ではありませんわよ!そんな事は貴方に仰れなくても、判っていましたわ!」

 小狼は知世に言われ、困った顔を言った。

小狼「はぁ、大道寺!さくらの苦手なあれの事か!出来ればそれに触れたくなかった!ああ、俺は確かに、そいつの気配に気付いていたよ!ただ、・・・」

 小狼は躊躇(ためら)いながら、話し続ける。

知世「李君は相変わらず、お優しいんですのね!」

小狼「ち、違う!俺は優しくなんかない!」

 知世に言われ、小狼は顔を紅くしながら、そっぽを向いた。

小狼「ただ、俺は最初、思い過ごしだと思ったんだ!」

桜「あれっ!?雨寺君は?何所行ったの?」

小狼「さくら、どうしたんだ?」

桜「あのね、雨寺君が目を離した隙に、居なくなっちゃったの!何所、行っちゃったんだろうね?」

椿「多分、着替えに男子ロッカールームへ行ったのではありませんの?確か、あそこは怜子さん出没スポットの一つですわ!」

知世「まぁ!そうですの!椿さん!では、早速、行かねばなりませんわね!さくらちゃん!李君!参りますわよ!」

桜「もう、やだよ!知世ちゃん!」

小狼「さくら!俺が付いてるから、絶対に大丈夫だからな!」

 小狼は桜の手をそっと繋いでやった。

桜「う、うん、解った!有り難う、小狼君!ほええぇ!?でも、やっぱり、怖い物は怖いよぉ!」

 3人は椿を残して、例の男子用ロッカールームへ向かったのだ。勿論、椿も彼らの後を付いて行ったのだ。

 一方、冬の紺色の体操服に着替え終えた輝はロッカールームを出ようとした時、自分以外居ないのにもかかわらず、ふと、耳を澄ませると女の子の声が聞こえて来たのである。

輝「も、もしかして、これがあの噂の怜子さん!?っていうか、何故、このロッカーに居るんだ?まさか、ここは昔、女子専用のロッカーだったんじゃ・・・」

 輝は怜子がここに出る推測を自分勝手に立てる。

怜子「はい、その通りです。でも、男子専用のロッカールームに変わったのはつい最近の事なのですよ。理由はある女子生徒が私を見て、怖がったのが切っ掛けだそうです。」

 怜子が突然、輝の前に現れ、ロッカールームについて語った。

輝「ああ、そうなんですか!じゃない!うわぁっ!?何時の間に、アンタは居たんだよ?」

 輝は怜子の突然、現れた事に驚いている。

怜子「私はさっきから、ここのロッカーに居たわよ!あら?気付かなかったの?正直、受けるんだけど?フフフフッ!」

 怜子は笑いながら、使われていないロッカーを指さしてながら輝に言った。

輝「ふ~ん、そうなんですか!って、ふざけないで下さい!しかも、ここは針金で開けられない様にしてある所じゃないですか!アンタはそんな所に隠れてたのか!」

怜子「はい、そうよ!あきらくん!」

輝「!?」

輝は怜子に突然、自分の名前を呼ばれて驚いたのだ。

輝「怜子さん!何で、僕の名前を知ってるんですか?」

怜子「皆が貴方の事をそう呼んでるから!あきらくん、私、貴方の事が気に入ったわ!」

輝「迷惑です!」

怜子「良いじゃない!あっそれより、旧校舎でね、私、男の子の幽霊に会ったの!その子と友達になりたいんだけど、・・・」

輝「いや、それって、旧校舎に出るって、噂の男子初等部生の悪霊の事ですよね!あれは、止めておいた方が良いと僕は思いますよ。沢山、怪我人が出て、危ないんですから!」

怜子「私、あの子にお手玉で一緒に遊ぼうって、誘ってみようと思うんだけど、・・・ねぇ、どう思う?」

 怜子は輝の話を聞こうとしない。輝は呆れ切って顔でこう言った。

輝「はぁ、怜子さん!僕の話を聞きましたか?全然、聞いてませんよね?」

怜子「だって、私は死んでるから、痛みなんて、全然、感じないわよ!」

輝「・・・もう良いです!もう勝手にして下さい!僕は怜子さんに何が遭っても、知りませんから!」

怜子「はい!じゃあ、またね!あきらくん!」

輝「怜子さん!2度と、僕に関わらないで下さい!さよなら!」

 怜子が輝を笑顔で嬉しそうに見送るのを他所に、輝は男子用ロッカールームから出て行った。その廊下でばったり、小狼達に出会ったのだ。

小狼「雨寺!ちょっと、待て?何所へ行くんだ?」

 小狼は輝に声を掛けた。

輝「もう、あれは良いんだ!あんなの放って措いて、もう、帰るぞ!別に、あの人は害は無いし、関わるだけ無駄だよ!」

 輝はぶっきらぼうに小狼に言う。

小狼「おい、おい、そんなの勝手過ぎる!何か、遭ってからじゃ、遅いんだぞ!雨寺!」

知世「私も、そう思いますわ!」

小狼「大道寺!お前は黙って・・・」

知世「これからが見物なんですのよ!今、帰るのは、勿体無いですわ!」

椿「知世ちゃん!いいえ、今、帰るべきです!これはお遊びではありませんのよ!」

桜「そうだよ!知世ちゃん!ねぇ、帰ろ?お家の人、心配するよ?」

知世「さくらちゃん!責めて、怜子さんの写真を記念に撮らせて下さいな?」

 知世は桜に、強引にお願いする。

桜「良いよ!知世ちゃん!撮って来て!私達は、ここで待ってるから!」

知世「有り難う、さくらちゃん!」

 知世は怜子をカメラで写しに行った。

小狼「はぁ~!」

(大道寺の奴は本当に馬鹿だ!)

 小狼は知世の行動に呆れて、溜息を吐いた。

3へ続く
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女性
趣味:
読書,J-POPのCDを聴く事!
自己紹介:
プロフィールは旧ホームページから引用*一部変更あり

HN:碧 茶々(みどり ちゃちゃ)(別館2件は心美名義で。)
出身地:大阪府東大阪市(完全な関西人じゃないです。)

年齢:20代

血液型:A型

星座:山羊座

干支:寅年

身長:149cm(身長低いな。)

誕生石:ガーネット(柘榴石)

誕生守護石:オニキス(黒メノウ)

好きなパワーストーン:ローズクォーツ(紅水晶・紅石英)

好きな食べ物:チョコレート,チョコレート菓子,洋菓子,和菓子,甘い料理,辛い料理,酸っぱい料理,こんにゃく,鮭,豚肉,鶏肉,寿司,中華料理など

好きな飲み物:コーヒー(昔より、平気になった。),抹茶,紅茶,ハーブティー,はぶ茶,緑茶

苦手な食べ物:牛肉

好きな男性のタイプ(出会いは求めてません。):駄目な事は駄目って、言ってくれる人。例として、コーヒーで苦そうな味な物をあたしが選んだ場合、「俺がそれを頼むから、お前が選ぶなよ。」って言ってくれる方が良いです。ジャニーズアイドルで理想に近いのは、TOKIOの末っ子の松兄と智也です。後、嵐の相葉ちゃんかなぁ!?

好きなジャンル:ファンタジー,ラブコメ,ミステリー,サスペンス,オカルトなど

好きな漫画:少女漫画(カードキャプターさくら,学園アリス,好きです鈴木くん!!,セーラームーンシリーズなど),少年漫画(エデンの檻,金田一少年の事件簿,國崎出雲の事情,女王蜂,名探偵コナン,境界のRINNE,クロスゲーム,ひぐらしのなく頃に,ロザリオとバンパイア,BLOODシリーズ[BLOOD+・BLOOD-Cなど],ポケットモンスターシリーズなど)

好きな小説:放課後シリーズ(探偵の女の子が三原千春みたいな子です。),少年探偵セディシリーズ(主人公が江戸川コナンみたいな女の子です。)など

好きなドラマ:恋して悪魔,花より男子,金田一少年の事件簿など

好きな女優・男優:中山優馬(アイドルで、パーソナリティーもやっている。今の優馬君も、幼い頃の優馬君も、大好きです。),小池徹平(ミュージシャンでもある。),仲間由紀恵,松嶋奈々子,知念侑李(優馬君と同じジャニーズのユニット3人組のNYCの子です。侑李君は天使だとあたしは思います。因みに、優馬君は小悪魔だと思います。で、山ちゃん(山田君)は両方だと思います。),あっちゃん(前田敦子),ゆうこちゃん(大島優子)など

好きなアイドルグループ:嵐(基本、全員好きです。),TOKIO(TOKIOでお気に入りは松岡さんと城島さんと長瀬君),KinKi Kids,V6,中山優馬w/B.I.Shadow,NYC(NYCでお気に入りは優馬君と侑李君),AKB48(最近、お気に入りはAKB48のメンバーで、演歌歌手でもある岩佐美咲ちゃん)など

好きな声優:くまいもとこ,松本梨香,坂本真綾,高山みなみ,林原めぐみ,折笠愛,佐藤ゆうこなど

好きな歌手:坂井泉水(ZARD),倉木麻衣,GARNET CROW,ゆず,竹内まりやなど

好きなゲーム:ポポロクロイス物語(主人公が江戸川コナンみたいに乗り物の運転が得意な木之本さくらみたいな天然王子様),マザー2,ポケットモンスター,ゼルダの伝説など

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