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<逆チョコ(男の子)後編その3>
ー翌日のお昼休みの教室ー
昨日の真の話が頭から離れない小狼は昼食の時間だというのに、お弁当を食べるのが、疎かになっている。
桜「ねえ、小狼君!昨日の5限目の授業から変だよ!昨日の事、気にしてるの?」
小狼「べ、別にあれはな、お前には、関係ない事だから、気にするな!」
桜「そっか!でも、困った事があったら、何時でも言ってね!後ね、小狼君に聞きたい事があるんだけど、今年はどんなチョコレートをさくらに作ってくれるの?」
小狼「ああ、それか!それはバレンタインになってからのお楽しみだ!」
桜「そっか!楽しみにしてるね!あっ、そうだ!ホワイトデー、小狼君は何が欲しい?」
小狼「さくらがくれる物なら、何でも良い!」
桜「そっか!解った!」
(じゃあ、今年は手編みのセーターにしよっと!それと、クッキーも焼こうかなぁ?)と、桜は思った。
桜「小狼君のお弁当の卵焼き、貰って良い?」
小狼「えっ?あ、/////あげても良いが、その代わり、カニクリームコロッケは貰うぞ!」
桜「小狼君、それは駄目だよ!」
これは昼食の何時ものお約束である。一方の知世と真も教室でお弁当を食べていた。
知世「私の作ったお弁当を真君に美味しく召し上がって頂いて、私、とても嬉しいですわ!」
真「とても美味しいよ!ともよちゃん!」
(ともよちゃん!流石にこんなに沢山は食べられないよ!)
知世「それは喜んで、頂いて光栄ですわ~!ところで、そういえば、昨日、真君の仰ってた私の弱点とは、何の事ですの?」
真(何故?それを今、聞くのか?俺には理解出来ないなぁ!)
「あ、/////ああ、/////あれはねぇ、李に聞かれてつい、何ていうかさぁ~、その、・・・」
知世「えっ?李君が?」
小狼「!?」
(ヤバイなぁ~、聞かなければ、良かった!)
知世「そ、/////それをま、/////まさか、李君に仰って、仕舞われたんですの?」
真「ご、/////ごめん!ともよちゃん!」
知世「それに関しては、別に怒ってませんわよ?真君!茉莉(まつり)さん、いや、まつりちゃんにまた、新たな嫌がらせを考えねばなりませんわねぇ!(勿論、李君にもですわ!おほほほ!)」
真「今の話は何?」
(うっわ~、マジで怒ってるよ!ともよちゃん!李に告げ口なんて、しなければ良かった!)
知世「あっ、今のは、私の独り言ですので、お気になさらないで下さいな!」
真「は、はぁ!」
知世「まつりちゃんはまた、非常に嫌らしくて、非常に破廉恥な嫌がらせをお考えなんでしょうね?ああ、思い出すだけで、私、虫唾が走りますわ~!」
桜「ねぇ、知世ちゃん!破廉恥な嫌がらせって、何なの?」
知世「あら、それを聞きたいですの?さくらちゃん!」
桜は知世の話を聞いて、知世の傍にやって来た。
小狼「さくら、そんな事、聞かなくて良いから、早く、昼食を食べるぞ!さくら!」
知世「李君の仰る通り、聞かなくても、良い事ですわ!私の昼食のサンドイッチを差し上げますわ!」
桜「わ~、美味しそうだよ!知世ちゃん、お料理上手だね!」
小狼(っていうか、何やってるんだ?さくらは!)
知世「そんな事はありませんわ!」
桜「あれ?知世ちゃん、昼食は?」
知世「真君のお弁当を美味しく頂きました!」
桜「そうなんだ~!良かったね!知世ちゃん!」
真「そんな、/////美味しいだなんて事は、・・・ないよ!/////」
(このお弁当を作ったのは、俺じゃなくて、茉莉なんだけどな!本当の事は怖くて言えないな!)
知世「真君が、こんなに美味しいのをお作りになれるなんて、凄いですわ!」
真「い、/////いや、そう?」
知世「ええ!勿論ですわ!」
小狼(本城は本当に嫌な奴だなぁ!)
小狼は真を呆れた顔で観ていた。
真「あっ?李!バレンタインチョコの事だけど、・・・」
小狼「あ、/////ああ!それの事か!やっぱり、一緒に作るのは止めにしよう!」
真「え!?あっ、ちょっと、待てよ?李!」
小狼「それは大道寺と一緒に作れよ!その方が絶対に楽しいぞ!さくら!そろそろ、音楽室に行くぞ!」
桜「は~い!」
小狼「後、お弁当位、自分で作れる様になれよ!本城!」
小狼は言う事だけ言うと、桜と共に教室を出て行った。
ー小狼と桜が去った後で~知世と真~ー
真(ってか、何で、李にばれてるの?まぁ、こういう時、正直にともよちゃんに謝れば、許してくれるはずだよな?多分!)
「ご、/////ごめん!ともよちゃん!嘘吐いて、ホントにごめん!俺がこんな事、今さら、言っても許してくれるとは思ってないけど、ともよちゃんを騙してにごめんなさい!お弁当を詰めたのは俺だけど、お弁当を作ったのは茉莉(真の双子姉)です!」
真は焦った表情で知世に謝罪した。
知世「えっ!?作ったのは、まつりちゃんですってぇ~?」
知世は真の発言に怪訝な表情を浮かべた。
真「は、/////はい!そうです!あっ、でも、これには、色々と理由(わけ)があって、・・・その、・・・」
知世「理由とは、何ですの?」
知世は怪訝な表情を浮かべながら、真に聞いた。
真「俺がお弁当を作ると、ちょこっとだけ、やばい事になるんだ~!」
知世「それは、一体、何ですの?」
真は躊躇いながら、こう言った。
真「お、/////俺が作ると、甘いおかずばっかりになってしまうから、作るのが嫌なんだ!」
知世「あら、そんな事は私は気にしませんわよ?真君!李君をあっと、言わせる様な料理を作りましょうか?」
真「あ、/////有り難う!宜しくお願いします!知世先生!」
(ともよちゃんは一体、何を考えてるんだろう?)
知世「と、/////知世先生!?そう仰られると、ちょっと、照れますわ!真君!/////真君を大道寺知世料理クラブの会員の一人として、加えて差し上げますわ!」
真「えっ?そんなのがあったの?ともよちゃん!俺は知らなかったよ!」
知世「真君が友枝町に戻って来られる前に、私が創りましたのよ!」
真「へえ、そうなのか!」
知世「はい、そうなんですのよ!私の他に会員には、さくらちゃんと李君がいらっしゃいますのよ(2人は無理やり、入れられた。)!真君!後、千春ちゃんも、(山崎君も)入れる予定ですわ!」
真「そ、そうなんだ!楽しそうだなぁ!あっ、ごめん!突然、話が変わるけどね、ともよちゃん!」
知世「何でしょうか?真君!」
真「と、/////ともよちゃんが迷惑じゃなかったら、良いんだけど、お、/////俺とい、/////一緒にチョコレートを作らないか?」
知世「えっ?/////そ、/////そんな、め、/////迷惑だなんて、私は思ってませんわよ!真君!」
(真君はまさか、李君にその事を吹き込まれたんでしょうか?まぁ、李君たら、何て、憎い男なんでしょう?覚えてらっしゃいな!)
真「あの、ともよちゃん?どうかしたのか?」
知世「い、いえ、何でもございませんわよ!真君!おほほほ!」
真「!?」
知世「あの、先程、何のお話を私達はしていたのでしょうか?真君!」
真「はぁ~、あのね、ともよちゃん!俺がさっき、言った事、忘れたのか?もう一回言うけどさ、さっき、俺と一緒にチョコレートを作らないかっていう話をしていたんだよ!」
真は呆れた顔で知世に言った。
知世「あっ、そうでしたわね!すっかり、忘れていましたわ!」
真「あのさぁ~、ともよちゃん!俺の話した事を直ぐに忘れるっていう事は俺の事、どうでも良いなんて、思ってるでしょ?」
真は怪訝な表情で知世に問う。
知世「私は真君の事をどうでも良いなんて、一度も、思った事はありませんわ!」
真「じゃあ、聞くけど、去年さぁ~、何で、俺にチョコレートをくれなかったの?」
知世「あら?そんな事がありましたの?私は全く、覚えがございませんわ!」
(実は忘れてなんかいませんわ!あの日の事はちゃんと覚えていますわよ!去年は真君の周りに沢山の女子生徒が集まっていらっしゃって、渡しにくかったので、仕方なく、李君に渡してしまいましたわ!私がとても酷い女でごめんなさい!真君!本当にごめんなさい!)
「ぐすん、ぐすん!」
真「いきなり、どうした?」
知世「い、いえ、ま、まだ、あの日の事を怒っていらっしゃいますか?真君!」
真「えっ?何かさぁ、今の観て怒る気が失せたわ!もう怒っていないから、いい加減、泣くのは止めな!泣いたって、どうにもならないだろ?ともよちゃん!」
知世「は、はい!も、もう泣いたりしませんわ!あ、あの日、二度と泣かないと決めましたのに!」
真「あの日って?」
知世「あの日とは、・・・李君がさくらちゃんに告白すると、私に伝えに来た日の事でしたわ!その日の夜、私は自分のお部屋で我慢出来ずに泣いてしまいましたわ!ああ、あの日は嬉しい反面、とても悲しい日でしたわ!その日を思い出すと胸が締め付けられそうになりますのよ!」
真「もういい!それ以上言うな!ともよちゃんの気持ちは解ったから!」
真は知世に優しい言葉をかける。
知世「は、はい!では、今度は私の方が真君に聞きますけど、真君は良くまつりちゃんの事を庇ってらっしゃいますわね!もしかして、真君は本当はまつりちゃんの事が好きなのではありませんの?」
知世は泣くのを止めて、真にとんでもない事を聞いた。
真「はぁ?お、俺が茉莉の事が好きだぁ?いきなり、何言ってるの?正気か?ともよちゃん!頭大丈夫?」
知世「勿論、正気ですわよ!真君!」
真「な、何、馬鹿な事を・・・」
知世「普通の兄弟にはない堅~い絆が双子にはあるそうですわ!もしかしたら、真君にも、あるのではないかと私は思いましたのよ!」
真「な、何を言ってんのさ?ばっかじゃないの?ともよちゃん!」
知世「私の目は節穴ではございませんのよ?真君!真君、素直にお認めになられたら、宜しいのではありませんの?」
真「み、認めないね、そんな事!俺は何があっても、絶対に認めるもんかよ!」
知世「あら?そうなんですの!まぁ、それ宜しいですわ!でしたら、真君との絆をより一層深める為に今日の音楽の時間に私と一緒に歌いませんか?」
真「えっ?その時間、木之本と歌うんじゃなかったのか?」
知世「私が何時、そんな事を言いましたの?」
真「ともよちゃんはそんな事を一言も言ってません!」
知世「素直で宜しいですわ!」
真(ああ、ムカつくな!)
「し、/////仕方ないなぁ!今回は一緒に歌ってやるよ!その代わり、俺の事、二度と裏切る様なまねはするなよ?」
知世「はい、勿論しませんわ!」
真「浮気(年下の男)も、二度とするなよ?」
知世「はい、解りましたわ!」
(ああ、どうして、その事を御存じなんでしょうか?真君がとても怖い気がしますわ!)
4へ
ー翌日のお昼休みの教室ー
昨日の真の話が頭から離れない小狼は昼食の時間だというのに、お弁当を食べるのが、疎かになっている。
桜「ねえ、小狼君!昨日の5限目の授業から変だよ!昨日の事、気にしてるの?」
小狼「べ、別にあれはな、お前には、関係ない事だから、気にするな!」
桜「そっか!でも、困った事があったら、何時でも言ってね!後ね、小狼君に聞きたい事があるんだけど、今年はどんなチョコレートをさくらに作ってくれるの?」
小狼「ああ、それか!それはバレンタインになってからのお楽しみだ!」
桜「そっか!楽しみにしてるね!あっ、そうだ!ホワイトデー、小狼君は何が欲しい?」
小狼「さくらがくれる物なら、何でも良い!」
桜「そっか!解った!」
(じゃあ、今年は手編みのセーターにしよっと!それと、クッキーも焼こうかなぁ?)と、桜は思った。
桜「小狼君のお弁当の卵焼き、貰って良い?」
小狼「えっ?あ、/////あげても良いが、その代わり、カニクリームコロッケは貰うぞ!」
桜「小狼君、それは駄目だよ!」
これは昼食の何時ものお約束である。一方の知世と真も教室でお弁当を食べていた。
知世「私の作ったお弁当を真君に美味しく召し上がって頂いて、私、とても嬉しいですわ!」
真「とても美味しいよ!ともよちゃん!」
(ともよちゃん!流石にこんなに沢山は食べられないよ!)
知世「それは喜んで、頂いて光栄ですわ~!ところで、そういえば、昨日、真君の仰ってた私の弱点とは、何の事ですの?」
真(何故?それを今、聞くのか?俺には理解出来ないなぁ!)
「あ、/////ああ、/////あれはねぇ、李に聞かれてつい、何ていうかさぁ~、その、・・・」
知世「えっ?李君が?」
小狼「!?」
(ヤバイなぁ~、聞かなければ、良かった!)
知世「そ、/////それをま、/////まさか、李君に仰って、仕舞われたんですの?」
真「ご、/////ごめん!ともよちゃん!」
知世「それに関しては、別に怒ってませんわよ?真君!茉莉(まつり)さん、いや、まつりちゃんにまた、新たな嫌がらせを考えねばなりませんわねぇ!(勿論、李君にもですわ!おほほほ!)」
真「今の話は何?」
(うっわ~、マジで怒ってるよ!ともよちゃん!李に告げ口なんて、しなければ良かった!)
知世「あっ、今のは、私の独り言ですので、お気になさらないで下さいな!」
真「は、はぁ!」
知世「まつりちゃんはまた、非常に嫌らしくて、非常に破廉恥な嫌がらせをお考えなんでしょうね?ああ、思い出すだけで、私、虫唾が走りますわ~!」
桜「ねぇ、知世ちゃん!破廉恥な嫌がらせって、何なの?」
知世「あら、それを聞きたいですの?さくらちゃん!」
桜は知世の話を聞いて、知世の傍にやって来た。
小狼「さくら、そんな事、聞かなくて良いから、早く、昼食を食べるぞ!さくら!」
知世「李君の仰る通り、聞かなくても、良い事ですわ!私の昼食のサンドイッチを差し上げますわ!」
桜「わ~、美味しそうだよ!知世ちゃん、お料理上手だね!」
小狼(っていうか、何やってるんだ?さくらは!)
知世「そんな事はありませんわ!」
桜「あれ?知世ちゃん、昼食は?」
知世「真君のお弁当を美味しく頂きました!」
桜「そうなんだ~!良かったね!知世ちゃん!」
真「そんな、/////美味しいだなんて事は、・・・ないよ!/////」
(このお弁当を作ったのは、俺じゃなくて、茉莉なんだけどな!本当の事は怖くて言えないな!)
知世「真君が、こんなに美味しいのをお作りになれるなんて、凄いですわ!」
真「い、/////いや、そう?」
知世「ええ!勿論ですわ!」
小狼(本城は本当に嫌な奴だなぁ!)
小狼は真を呆れた顔で観ていた。
真「あっ?李!バレンタインチョコの事だけど、・・・」
小狼「あ、/////ああ!それの事か!やっぱり、一緒に作るのは止めにしよう!」
真「え!?あっ、ちょっと、待てよ?李!」
小狼「それは大道寺と一緒に作れよ!その方が絶対に楽しいぞ!さくら!そろそろ、音楽室に行くぞ!」
桜「は~い!」
小狼「後、お弁当位、自分で作れる様になれよ!本城!」
小狼は言う事だけ言うと、桜と共に教室を出て行った。
ー小狼と桜が去った後で~知世と真~ー
真(ってか、何で、李にばれてるの?まぁ、こういう時、正直にともよちゃんに謝れば、許してくれるはずだよな?多分!)
「ご、/////ごめん!ともよちゃん!嘘吐いて、ホントにごめん!俺がこんな事、今さら、言っても許してくれるとは思ってないけど、ともよちゃんを騙してにごめんなさい!お弁当を詰めたのは俺だけど、お弁当を作ったのは茉莉(真の双子姉)です!」
真は焦った表情で知世に謝罪した。
知世「えっ!?作ったのは、まつりちゃんですってぇ~?」
知世は真の発言に怪訝な表情を浮かべた。
真「は、/////はい!そうです!あっ、でも、これには、色々と理由(わけ)があって、・・・その、・・・」
知世「理由とは、何ですの?」
知世は怪訝な表情を浮かべながら、真に聞いた。
真「俺がお弁当を作ると、ちょこっとだけ、やばい事になるんだ~!」
知世「それは、一体、何ですの?」
真は躊躇いながら、こう言った。
真「お、/////俺が作ると、甘いおかずばっかりになってしまうから、作るのが嫌なんだ!」
知世「あら、そんな事は私は気にしませんわよ?真君!李君をあっと、言わせる様な料理を作りましょうか?」
真「あ、/////有り難う!宜しくお願いします!知世先生!」
(ともよちゃんは一体、何を考えてるんだろう?)
知世「と、/////知世先生!?そう仰られると、ちょっと、照れますわ!真君!/////真君を大道寺知世料理クラブの会員の一人として、加えて差し上げますわ!」
真「えっ?そんなのがあったの?ともよちゃん!俺は知らなかったよ!」
知世「真君が友枝町に戻って来られる前に、私が創りましたのよ!」
真「へえ、そうなのか!」
知世「はい、そうなんですのよ!私の他に会員には、さくらちゃんと李君がいらっしゃいますのよ(2人は無理やり、入れられた。)!真君!後、千春ちゃんも、(山崎君も)入れる予定ですわ!」
真「そ、そうなんだ!楽しそうだなぁ!あっ、ごめん!突然、話が変わるけどね、ともよちゃん!」
知世「何でしょうか?真君!」
真「と、/////ともよちゃんが迷惑じゃなかったら、良いんだけど、お、/////俺とい、/////一緒にチョコレートを作らないか?」
知世「えっ?/////そ、/////そんな、め、/////迷惑だなんて、私は思ってませんわよ!真君!」
(真君はまさか、李君にその事を吹き込まれたんでしょうか?まぁ、李君たら、何て、憎い男なんでしょう?覚えてらっしゃいな!)
真「あの、ともよちゃん?どうかしたのか?」
知世「い、いえ、何でもございませんわよ!真君!おほほほ!」
真「!?」
知世「あの、先程、何のお話を私達はしていたのでしょうか?真君!」
真「はぁ~、あのね、ともよちゃん!俺がさっき、言った事、忘れたのか?もう一回言うけどさ、さっき、俺と一緒にチョコレートを作らないかっていう話をしていたんだよ!」
真は呆れた顔で知世に言った。
知世「あっ、そうでしたわね!すっかり、忘れていましたわ!」
真「あのさぁ~、ともよちゃん!俺の話した事を直ぐに忘れるっていう事は俺の事、どうでも良いなんて、思ってるでしょ?」
真は怪訝な表情で知世に問う。
知世「私は真君の事をどうでも良いなんて、一度も、思った事はありませんわ!」
真「じゃあ、聞くけど、去年さぁ~、何で、俺にチョコレートをくれなかったの?」
知世「あら?そんな事がありましたの?私は全く、覚えがございませんわ!」
(実は忘れてなんかいませんわ!あの日の事はちゃんと覚えていますわよ!去年は真君の周りに沢山の女子生徒が集まっていらっしゃって、渡しにくかったので、仕方なく、李君に渡してしまいましたわ!私がとても酷い女でごめんなさい!真君!本当にごめんなさい!)
「ぐすん、ぐすん!」
真「いきなり、どうした?」
知世「い、いえ、ま、まだ、あの日の事を怒っていらっしゃいますか?真君!」
真「えっ?何かさぁ、今の観て怒る気が失せたわ!もう怒っていないから、いい加減、泣くのは止めな!泣いたって、どうにもならないだろ?ともよちゃん!」
知世「は、はい!も、もう泣いたりしませんわ!あ、あの日、二度と泣かないと決めましたのに!」
真「あの日って?」
知世「あの日とは、・・・李君がさくらちゃんに告白すると、私に伝えに来た日の事でしたわ!その日の夜、私は自分のお部屋で我慢出来ずに泣いてしまいましたわ!ああ、あの日は嬉しい反面、とても悲しい日でしたわ!その日を思い出すと胸が締め付けられそうになりますのよ!」
真「もういい!それ以上言うな!ともよちゃんの気持ちは解ったから!」
真は知世に優しい言葉をかける。
知世「は、はい!では、今度は私の方が真君に聞きますけど、真君は良くまつりちゃんの事を庇ってらっしゃいますわね!もしかして、真君は本当はまつりちゃんの事が好きなのではありませんの?」
知世は泣くのを止めて、真にとんでもない事を聞いた。
真「はぁ?お、俺が茉莉の事が好きだぁ?いきなり、何言ってるの?正気か?ともよちゃん!頭大丈夫?」
知世「勿論、正気ですわよ!真君!」
真「な、何、馬鹿な事を・・・」
知世「普通の兄弟にはない堅~い絆が双子にはあるそうですわ!もしかしたら、真君にも、あるのではないかと私は思いましたのよ!」
真「な、何を言ってんのさ?ばっかじゃないの?ともよちゃん!」
知世「私の目は節穴ではございませんのよ?真君!真君、素直にお認めになられたら、宜しいのではありませんの?」
真「み、認めないね、そんな事!俺は何があっても、絶対に認めるもんかよ!」
知世「あら?そうなんですの!まぁ、それ宜しいですわ!でしたら、真君との絆をより一層深める為に今日の音楽の時間に私と一緒に歌いませんか?」
真「えっ?その時間、木之本と歌うんじゃなかったのか?」
知世「私が何時、そんな事を言いましたの?」
真「ともよちゃんはそんな事を一言も言ってません!」
知世「素直で宜しいですわ!」
真(ああ、ムカつくな!)
「し、/////仕方ないなぁ!今回は一緒に歌ってやるよ!その代わり、俺の事、二度と裏切る様なまねはするなよ?」
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プロフィール
HN:
碧 茶々
性別:
女性
趣味:
読書,J-POPのCDを聴く事!
自己紹介:
プロフィールは旧ホームページから引用*一部変更あり
HN:碧 茶々(みどり ちゃちゃ)(別館2件は心美名義で。)
出身地:大阪府東大阪市(完全な関西人じゃないです。)
年齢:20代
血液型:A型
星座:山羊座
干支:寅年
身長:149cm(身長低いな。)
誕生石:ガーネット(柘榴石)
誕生守護石:オニキス(黒メノウ)
好きなパワーストーン:ローズクォーツ(紅水晶・紅石英)
好きな食べ物:チョコレート,チョコレート菓子,洋菓子,和菓子,甘い料理,辛い料理,酸っぱい料理,こんにゃく,鮭,豚肉,鶏肉,寿司,中華料理など
好きな飲み物:コーヒー(昔より、平気になった。),抹茶,紅茶,ハーブティー,はぶ茶,緑茶
苦手な食べ物:牛肉
好きな男性のタイプ(出会いは求めてません。):駄目な事は駄目って、言ってくれる人。例として、コーヒーで苦そうな味な物をあたしが選んだ場合、「俺がそれを頼むから、お前が選ぶなよ。」って言ってくれる方が良いです。ジャニーズアイドルで理想に近いのは、TOKIOの末っ子の松兄と智也です。後、嵐の相葉ちゃんかなぁ!?
好きなジャンル:ファンタジー,ラブコメ,ミステリー,サスペンス,オカルトなど
好きな漫画:少女漫画(カードキャプターさくら,学園アリス,好きです鈴木くん!!,セーラームーンシリーズなど),少年漫画(エデンの檻,金田一少年の事件簿,國崎出雲の事情,女王蜂,名探偵コナン,境界のRINNE,クロスゲーム,ひぐらしのなく頃に,ロザリオとバンパイア,BLOODシリーズ[BLOOD+・BLOOD-Cなど],ポケットモンスターシリーズなど)
好きな小説:放課後シリーズ(探偵の女の子が三原千春みたいな子です。),少年探偵セディシリーズ(主人公が江戸川コナンみたいな女の子です。)など
好きなドラマ:恋して悪魔,花より男子,金田一少年の事件簿など
好きな女優・男優:中山優馬(アイドルで、パーソナリティーもやっている。今の優馬君も、幼い頃の優馬君も、大好きです。),小池徹平(ミュージシャンでもある。),仲間由紀恵,松嶋奈々子,知念侑李(優馬君と同じジャニーズのユニット3人組のNYCの子です。侑李君は天使だとあたしは思います。因みに、優馬君は小悪魔だと思います。で、山ちゃん(山田君)は両方だと思います。),あっちゃん(前田敦子),ゆうこちゃん(大島優子)など
好きなアイドルグループ:嵐(基本、全員好きです。),TOKIO(TOKIOでお気に入りは松岡さんと城島さんと長瀬君),KinKi Kids,V6,中山優馬w/B.I.Shadow,NYC(NYCでお気に入りは優馬君と侑李君),AKB48(最近、お気に入りはAKB48のメンバーで、演歌歌手でもある岩佐美咲ちゃん)など
好きな声優:くまいもとこ,松本梨香,坂本真綾,高山みなみ,林原めぐみ,折笠愛,佐藤ゆうこなど
好きな歌手:坂井泉水(ZARD),倉木麻衣,GARNET CROW,ゆず,竹内まりやなど
好きなゲーム:ポポロクロイス物語(主人公が江戸川コナンみたいに乗り物の運転が得意な木之本さくらみたいな天然王子様),マザー2,ポケットモンスター,ゼルダの伝説など
マイブーム:少年舞妓・千代菊がゆく!(最終回が気になります。)
HN:碧 茶々(みどり ちゃちゃ)(別館2件は心美名義で。)
出身地:大阪府東大阪市(完全な関西人じゃないです。)
年齢:20代
血液型:A型
星座:山羊座
干支:寅年
身長:149cm(身長低いな。)
誕生石:ガーネット(柘榴石)
誕生守護石:オニキス(黒メノウ)
好きなパワーストーン:ローズクォーツ(紅水晶・紅石英)
好きな食べ物:チョコレート,チョコレート菓子,洋菓子,和菓子,甘い料理,辛い料理,酸っぱい料理,こんにゃく,鮭,豚肉,鶏肉,寿司,中華料理など
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苦手な食べ物:牛肉
好きな男性のタイプ(出会いは求めてません。):駄目な事は駄目って、言ってくれる人。例として、コーヒーで苦そうな味な物をあたしが選んだ場合、「俺がそれを頼むから、お前が選ぶなよ。」って言ってくれる方が良いです。ジャニーズアイドルで理想に近いのは、TOKIOの末っ子の松兄と智也です。後、嵐の相葉ちゃんかなぁ!?
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好きな漫画:少女漫画(カードキャプターさくら,学園アリス,好きです鈴木くん!!,セーラームーンシリーズなど),少年漫画(エデンの檻,金田一少年の事件簿,國崎出雲の事情,女王蜂,名探偵コナン,境界のRINNE,クロスゲーム,ひぐらしのなく頃に,ロザリオとバンパイア,BLOODシリーズ[BLOOD+・BLOOD-Cなど],ポケットモンスターシリーズなど)
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好きなアイドルグループ:嵐(基本、全員好きです。),TOKIO(TOKIOでお気に入りは松岡さんと城島さんと長瀬君),KinKi Kids,V6,中山優馬w/B.I.Shadow,NYC(NYCでお気に入りは優馬君と侑李君),AKB48(最近、お気に入りはAKB48のメンバーで、演歌歌手でもある岩佐美咲ちゃん)など
好きな声優:くまいもとこ,松本梨香,坂本真綾,高山みなみ,林原めぐみ,折笠愛,佐藤ゆうこなど
好きな歌手:坂井泉水(ZARD),倉木麻衣,GARNET CROW,ゆず,竹内まりやなど
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カテゴリー
初めて、このサイトに訪問された方々は一番上のカテゴリーの初めにを必ず、御覧下さい。
注:捧げ物(イラストと小説)というカテゴリーに置いてある物でフリーと明記されている物以外はお持ち帰り厳禁です。後、書庫の記事のフリーという項目の物はお持ち帰り可です。*フリーの物で日付が掲載されている物についてはその終了日までなので、それ以降は持ち帰らないで下さい。
キリ番小説memo
キリ番小説を消化した物はリンクを貼っています。後、ジャンルはごちゃ混ぜです。
CCS(オリジナルとのコラボも含む)
キリ番222フリー<男の娘(雨寺輝他)前編>
キリ番222フリー<男の娘(雨寺輝他)中編>
キリ番222フリー<男の娘(雨寺輝他)後編>
キリ番55(頑張って)
<自転車でGO!GO!(小狼と桜)>
キリ番104(知世)
<知世、さくらと結婚する!(夢落ち)>知世の小狼弄りネタ+本城 真(オリキャラ)
キリ番480(小狼)
<花見に必要な物>~鏡音姉弟で買い出しに行く。~*芽楽様
キリ番480フリー
<小狼って猫っぽいよね(小狼と桜とボカロキャラ)>
<少年と不思議な黒猫>(鏡音レン×李小狼)
<続・少年と不思議な黒猫>(鏡音レン×李小狼)
キリ番77フリー<知世のお見合い[知世と真(オリキャラ)]>
<第1話>
<最終話>
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<2人で遊園地>(小狼&桜)
<第1話>
<第2話>
*名前の表記の無い物は誰でもお持ち帰り可能です。後、前編とか表記のある物は後編とセットでお持ち帰りしてくれると有り難いです。
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